Gala-no
ガラノ
一般にガラスと言えば、どこにでもある透明のコップとかお皿を思い浮かべると思いますが、
ガラスやガラス工芸の造形方法は、ほんとにいろいろあるんですね。

そして、これらの技を複合的に駆使して作品が出来上がっていくのですね。深い。。
ガラス器ができるまで・・・
原料を混ぜ合わせる→溶かす→形を作る→熱いうちに装飾→ゆっくり冷やす→完成
                          →ゆっくり冷やす→冷えてから装飾→完成
                          →ゆっくり冷やす→完成
「ガラス工芸ノート」視覚デザイン研究所より
■ガラスの原料■  珪酸・ソーダ灰・炭酸カルシウム(一般的なガラスの三原料)
ソーダ石灰ガラス  珪酸・ソーダ灰・石灰石 食器や瓶、板ガラスなどの普通のガラス 透明度低い・熱に強い・
硬くてもろい・弾くと鈍い音
硼珪酸ガラス
(ほうけいさん)
 珪酸・硼酸・ソーダ灰 理化学用品(フレスコ・試験管など)・
光学用ガラス・真空管用品など
透明度低い・硬くてもろい・
耐熱性がある

鉛ガラス
(クリスタルガラス)
 珪酸・炭酸カリウム・酸化鉛 光学用ガラス(レンズ)・装飾用ガラス
(工芸品など)
透明度高い・重量感がある・
弾くと金属音
more>>>三徳工業梶uガラス原料あれこれ」
■造形・成形の技■
吹きガラス(宙吹き) 溶解炉で溶かしたガラスで下玉を作って、吹いて、形を作る。一つ一つ形が違う。 
吹きガラス(型吹き) 溶解炉で溶かしたガラスで下玉を作って、型に入れ、吹いて、形を作る。
同型のものをいくつも作ることができる。
フュージング 電気炉を使用。板ガラスを加熱によって箔やガラスを付着させる。
スランピング 電気炉を使用。型に沿って変形させる。
キャスティング(鋳造) 溶かしたガラスを型の中に流し、成型させる。
パート・ド・ヴェール 電気炉を使用。砕いたガラスの粉や粒を型に入れて焼成。
■装飾の技■
(ホットワーク)
熔着装飾 色ガラス棒をバーナーであぶって熔着する。
泡ガラス 成形のときに泡を入れる、生地に泡が入っているガラスを使う、金属で穴を開ける方法など。
被せガラス 透明なガラスの上へ、熔かした色ガラスを均一な層になるように被せる技法。
アイスクラック 吹いたガラスを瞬間的に水に浸す。炉で焼き戻しをする。
エナメル絵付け ガラスの表面にエナメル顔料で絵付けを施す技法。
(コールドワーク)
サンドブラスト ガラスの表面に金剛砂をコンプレッサーで吹きつけ彫刻していく技法。
カット ガラスの表面をダイヤ盤で削っていく技法。切子。
グラヴィール 円盤状の銅版に研磨材をつけてガラスの表面を少しずつ削り進める技法。
(その他の技)
コアガラス 耐火粘土で作った核(コア)の上にガラスを巻きつけ徐冷した後、核の部分を掻き出す技法。
レースガラス 色ガラス棒を透明なガラスで巻き取り、ひねりながらレース棒をつくり、それを並べて巻き取る。
モザイクガラス 断面に色模様の出るガラス棒を切断し、型の中に並べ溶着させたガラス。
型押し
溶解したガラス種を雌型に入れ、雄型で押して成形する技法。
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